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J-2ビザ&労働許可(EAD)取得

一般的にアメリカに留学しているPhD生はF-1ビザ(学生ビザ)を保有します。PhD生と結婚し、配偶者(私の場合”妻”)が渡米する場合、F-1ビザの配偶者としてF-2ビザが取得できアメリカに在住できるのですが、これではアメリカで働くことはできません。

一方で、PhD生は配偶者が就労可能(就労許可申請は別途必要)なJ-1ビザ(研究者ビザ)を取得することもできます。

私たちが結婚する前に、似た境遇の夫妻(夫がアメリカPhD生で妻が仕事を辞めて夫について渡米)にお話を伺ったところ、妻が渡米してからPhD夫のF-1ビザをJ-1に切り替え、妻のビザをF-2からJ-2へ切り替え、その後妻の就労許可EAD(Employment Authorization Document)を取得すると、すべて完了するまで1年弱要したとおっしゃっていました。アメリカに移住してすぐに働きたいと考えている人は、渡米前にJ-2ビザを取得しておくのが大幅な時間の短縮になるとのことでした。

そのため、夫は私と結婚する前からJ-1ビザを保有し、結婚後に私はJ-1の配偶者としてJ-2のビザ申請をしました。申請からビザ取得まで1ヶ月ほどかかりましたが、入籍後、6ヶ月後に渡米でしたので時間的に余裕はありました。

その後アメリカに移住してから、今度は就労許可の申請をしました。こちらも手続きは簡単で、夫と自分のビザ関係の書類のコピーや写真を郵送すれば、数ヶ月で受理のお知らせとともにEADのカードが送られてきます。(詳しくはUSCISのサイト)

写真はスマホで撮ったものをCVS等で現像したものでいいそうですが、私は5ヶ月ほど前に日本でパスポート用に撮ったものとを郵送してしまいました。すると写真がパスポートと同じで3ヶ月以内のものではない!と通知が来まして(バレてしまいまして)、再度写真を郵送することになってしまいました。そのため取得まで4ヶ月ほどかかりました...。

こうしてようやくアメリカで働くことが可能となりました!!(職をゲットするのはまた別の課題ですが) 

その後しばらく、EADのカードの用途はアルコールを買う際の身分証明となっていました(私はアメリカの運転免許証をもっていないので)。

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