前回に引き続き、赤ちゃんと帰国する際に必要となった手続きを記録します。
私の場合、赤ちゃんのパスポートに関して、すでにアメリカのパスポートを取得していて、日本のパスポートは申請していなかったため、『帰国のための渡航書』を申請しました。
(私が申請したのはボストン領事館で、そちらでの体験談です。)
ボストン領事館のサイトによると...
「帰国のための渡航書」は、旅券を所持しないが緊急に帰国する必要があり、かつ、旅券の発給を受ける時間がない場合等に発給される渡航文書で、普通の旅券とは異なるものです。 旅行中に旅券を紛失した方や、出生して間もなく戸籍に記載されていないため旅券の申請ができない幼児等に対し発給されています。
「帰国のための渡航書」は、帰国のためにだけ有効で、これを使って第三国に入国することはできません。また、有効期間も短く、日本に入国した時点で失効します。
「帰国のための渡航書」の発給日の決定にあたっては申請者の出発予定を考慮しますが、日程に余裕をもって申請してください。
『帰国のための渡航書』取得までの流れはこんな感じでした。
1. 領事館に電話しいつ発行できるか、申請した日に即日受け取ることが可能か聞く▶︎渡航の前日か前々日にしか発行できない、午前中に申請に来れば(書類の不備などなければ)午後には受け渡せると言われました。
(その後、発行可能な日を確認した上で、航空券を買いました。航空券を購入後に渡航書が間に合わないと発覚すると怖いので、これが確実だと思います。)
2. 申請書類と現金23ドル(現金のみでした!)と持って、赤ちゃんと一緒に領事館へ(本人が窓口に行くことが必要)
3. 午前11時に申請▶︎待ち時間ゼロでした (米国パスポートと同じ写真で申請したところ、顔のサイズが若干違うと指摘されました...今回はいいですが、と行ってくださいましたが、厳密なようです。)
4. 午後2時半以降に受け取り可能とのことで3時間待つ(《耳寄り情報!!》ボストン領事館の建物の4階にカフェ・食堂があり、席もたくさんで、トイレもとても綺麗で授乳オムツ替えもでき、居心地がよかったです。)
5. 午後2時半受け取り▶︎待合室に20人ほどの人で少々待つ、現金で23ドル支払い無事取得
本人が申請&受け取りに行かないといけないとのことで、3ヶ月の赤ちゃんとの外出は結構疲れました。また、当日に受け取ろうとすると待ち時間が長いので、暇つぶしのものを持っていくといいと思います。
私が申請したのはとても寒い日だったので、同じビルの4階の食堂で待ち時間を過ごせたのはとてもよかったです。