我が子が1歳半にしてとてもアクティブで、私が疲弊している様子を前記事に書きましたが、やはりこれでは家が回らないと思い、デイケア探し始めました。
アメリカ、特にベイエリアのデイケアの値段の高さから、2歳を過ぎてからpreschoolに通わせよう、それまでは習い事やベビーシッターさん等を利用しながら基本的には私がこどもを見ようと思っていました。
ベイエリアではどのデイケア・プレスクール等も満員で、通わせたいと思った時に入れる訳ではないと伺っていたので、ベイエリアに引っ越してからすぐ、Stanford大学関係者家族が通えるStanford University On-site daycareの7つのうち3つのdaycareとPalo Alto Community Child Center(PACCC)の3つに申し込みました(全てwaiting listに入った状態で早9ヶ月ほど経っても音沙汰なし)。
私たち家族は、こどもが1歳半を過ぎた頃から、私の育児への疲れがあり、夫も育児を担っているため仕事に集中する時間が取れずにいて、これでは夫がアメリカに仕事をしに来ているのに本末転倒になってしまうと思い、今すぐにでも入れるデイケアを探し始めました(夫任せですが)。
まず、前述のwaitingに入っているところに再度連絡をとったところ、PACCCの一つは今空きがあるとのことで、すぐ見学のアポを取りました。噂には聞いていたものの、waiting listはあってないようなものだと実感しました。一方、Stanfordのon-siteのデイケアは9ヶ月待ってまだ10番目くらいとのことでした。(友人は1年3ヶ月待って入園)
私は無意識にも、日本の保育園のようなちゃんとした施設があり、20名くらいの受け入れが可能な比較的大きいデイケアしか探していなかったのですが、アメリカではそのようなデイケアの他にHome daycareという、一般のお家で行う小規模(数人〜15名ほど)なデイケアも主流となっているようです。
ウェブ上でデイケアを探し(ベイエリアのデイケア一覧があるこちらのサイトやYelpなど)、電話で現在が空きがあるかを確認後、当日か翌日に見学を受けてくださり、3日間で7カ所見に行きました。
私が実際に見学に行った感想ですが、値段に全く依らず、施設の充実度[狭い一室のみで庭なし〜公園より素敵な園庭]、先生の質[やる気のない先生〜こどもへの愛が溢れている先生]、先生とこどもの比率[1:10〜1:3]こんなにも違うのかといほど幅がありました。高いほど良い、という訳ではないようです。
~~~見学の感想~~~
全てフルタイム(月〜金、1日9時間ほど)、朝食&昼食&スナック2回提供。
①PACCCの一つ $2,600
規模の大きいデイケアだけあって、教室の数(4つほど)、園庭の広さはすごい。先生が全員若く、仕事でやってるような雰囲気がする。
②home daycare @Palo Alto $1200(これは週4)
おばあちゃん先生の一軒家で一人で10人ほど見ており、子供達の目に覇気がなかった。ライセンスはあったものの、なぜ先生一人で10人も見ていいのか疑問だった。
③home daycare @Palo Alto $15/1時間
フィリピン人のおばちゃん先生の雰囲気がよい。室内・お庭ともに規模は小さいが少ない人数には十分。
④home daycare @Palo Alto $2,000
スペインと英語のバイリンガル。先生は英語がネイティブのようだった。園庭はあるものの少し小さく、週に数回、カートに乗って公園に散歩に行く。
⑤home daycare @East Palo Alto $1,600
アパートの一室でやっており、外遊びできるお庭などが一切ない。室内も8畳一間という感じで狭い。周辺の治安がかなり悪い。
⑥home daycare @San Carlos $1,750
スペインと英語のバイリンガル。園庭がとても大きくて、公園よりも素敵なプレイグラウンドがある。先生たちはこどもへの愛が溢れていた。
⑦home daycare @Redwood city $1,800
スペインイマージョン。室内・園庭ともにとても充実している。先生たちもとてもエネルギッシュ。砂糖は一切与えない。
我が子は一歳半とまだ小さいので、私としては、私の代わりとなる人(ママになる人)を探すという思いで、先生が一番信頼できる人のところに通おうと決めました。
デイケアに入れようと決心してから3日間で納得できるところを見つけることができて、本当によかったです(我が子は急にたまったもんじゃない！と思っているかもしれませんが...)。我が子の集団生活での奮闘がこれから楽しみです！