私は幸運なことに、赤ちゃんを産んですぐのカンガルーケアの段階から母乳が出て(妊娠中から出始める人もいるらしいのですが、私は全くなかったです)、乳首の痛みなどもなく、母乳育児に関しては何のトラブルもありませんでした。
そのおかげもあり、赤ちゃんはすくすくと元気に育ってくれたのですが、
トラブルがあったのは、私の身体の方で、物理的な会陰切開の傷や子宮収縮の痛みなどは6週間ほどで引いたのですが、それ以降もなかなか本調子に戻りませんでした。
具体的には、慢性的なだるさ、腰・肩の痛み、頭痛、熱、寝不足による精神的な辛さ、など。
私はアメリカで出産し、親に手伝いに来てもらうことも叶わなかったため(インフルエンザで直前にキャンセル→その時の話)、もう限界と思い、急遽赤ちゃんを連れて日本へ帰省することにしました。
これで親の助けを借りて、育児が楽になり、楽しく育児ができるかもしれない、と思っていたのですが、その期待もことごとくはずれてしまいました。
...赤ちゃんはいつだって元気だったのですが、私の身体が一向に良くならず、1週間に1度熱を出しては引いてを1ヶ月半ほど繰り返していました。
そんな時でも、我が子は母乳しか飲まないので(様々なミルク・哺乳瓶を試しましたがダメでした)、授乳は欠かさずしなくてはならず、本当に辛かったです。
そこで、見かねた夫が、これは赤ちゃんを私から離さないと私が回復しないと思ってくれ、夫の実家に赤ちゃんを連れて行ってくれることとなりました。