これまでの話はこちら。
赤ちゃんを夫の実家に引き取ってもらい、出産後初めて赤ちゃんと離れて、1日目。
気持ちの変化
正直、それまで日中の授乳間隔は1時間〜2時間ほどで、しかもどんな哺乳瓶でもミルクでも10mlさえ飲んでくれない状態たったので、お腹がすいた赤ちゃんがギャン泣きして夫も手に負えなくなるだろうと予想していました。
数時間おきにに夫から来るメールには『大丈夫だよ』と書いてありましたが、本当かな?という思いながら、私自身は体調が悪いので一日中寝て過ごしました。
夜になり、再度赤ちゃんの様子を確認すると、新たに購入した哺乳瓶&ミルクが赤ちゃんに合ったらしく、ミルクを飲んでくれているとのことでした。
これまで私の体調がすぐれない時も母乳をあげなくてはならず、それが育児の中でかなり辛いことであったため、ミルクが選択肢のひとつになったことは、とても嬉しいことでした。
しかし、それと同時に、これまで数ヶ月にわたって私が悩まされていた問題を夫が1日にして解決したことに対する少しの恨めしさや、夫に育児の大変さを"体験して"理解してほしいという思いが実現できなかった、と感じていました。
さらに、私がいなくても赤ちゃんが元気に、なんなら私といた時よりもお利口に過ごしていることに、かなりの寂しさと、今まで私の全体力と精力を注ぎ込んだのに、という思いに駆られていました。
おっぱいの変化
これまで完全母乳で1日に10回ほど授乳してくれていたおっぱい。急に赤ちゃんと離れたことで、3時間ほどするとおっぱいが張ってきました。赤ちゃんが産まれたての時、おっぱいが岩のように硬くなり、死ぬほど痛い思いをしたので、カチコチになる前にまめに搾乳をしていました。Medelaの搾乳機(手動も電動も使いましたが、手動の方が好みでした)で3時間おきに搾乳していましたが、断乳初日は1.2リットルにもなりました(面倒くさいのでお風呂の湯船の中で手で搾乳してそのまま流していたりもしました)。搾乳した母乳はジップロックのような保存袋に入れて冷凍保存しました(母乳育児信仰はないですが、もったいない精神で)。
急に夜も授乳しなくてよくなったのですが、身体が対応しきれないのか、数時間おきに起きてしまいよく寝れませんでした。夜中に1回、胸が痛いため搾乳しました。
育児書などで、数週間かけて母乳の回数を徐々にゼロに減らしていく断乳方法を読みましたが、私のような完全母乳から完全ミルクへのプッツリ断乳の場合、こまめに搾乳することが大事だと体感しました。