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母乳はでるけど...生後4ヶ月断乳物語④ 忘れられたおっぱい


ミルク

これまでの話はこちら。

一週間ほど赤ちゃんと別の家での生活を経て(日中に会うことはありましたが)、私の体調がだいぶ回復しました。母乳育児中は、普段の3倍くらいの量を食べていましたが、やめた途端、食欲は妊娠前の状態にすぐに戻りましたし、かなり疲れにくくなりました。そして、再び赤ちゃんと一緒の家での生活が始まりました。

普段と同様、1日に数回くるギャン泣きタイムに、ミルクを作る余裕がなく、おっぱいを出してみると...、見事にぷいっとそっぽを向かれてしまいました。もうおっぱいには目もくれず何の興味もないようでした。

これまで、多い時には1日20回ほど授乳をしており、赤ちゃんが泣いた時、ぐずった時、眠れない時には、おっぱいを咥えれば落ち着いてくれて、おっぱいのことを大好きでなくてはならないものだと思っていましたが、見事に1週間ほどで忘れ去ってくれました。

私としてはほんの少し寂しさはあったものの、自分の身体はとても楽だし、外出もしやすくなり(授乳スペースを探さなくてよい)、育児を誰かに頼めるようになり、メリット尽くめの断乳となりました。ただ一つ、これまでは完全母乳であったため、哺乳瓶を1日何回も洗わなくてはならないのがかなり煩わしいですが。

断乳して2週間もすると、おっぱいは搾乳の必要もなくなり、張ることもなくなり、一気にしぼんで妊娠前の胸の大きさに戻りました。2ヶ月ほど経った時点でも乳首を押すと母乳が出ますが、特に何のトラブルもなく、その後も快適なミルク育児をしています。

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