我が子は9ヶ月迎えた頃から、お外で過ごすことが多くなり、行動範囲がぐっと広がりました。これまではベビーカーを押して歩きか、カーシートが取り外し可能なベビーカーを使用しUberやLyftのタクシーサービスを用いて移動をしていました。
しかし、もっとラクに楽しく移動できる手段として、自転車の赤ちゃんとの二人乗りを検討してきました。
赤ちゃんを乗せる方法として、次の3タイプを比べてみました。
(1)大人用自転車に赤ちゃん用の座席を取り付ける(日本で一般的)
①前乗せ ②後ろ乗せ
(2)トレーラーを牽引する
(1)子供用座席の設置 (Bike Child Seat)
①前乗せ自転車 (Front-mounted Child Bike Seat)
・新品で$70~$150ほど
・9ヶ月〜2歳(33ポンド=15キロ)くらいまで
◯子供の様子が見れる
△使える期間が限られる
△子供の体重がかかりハンドル操作がしにくい
△子供の座席が地面から高いので、自転車が転倒した際に危険
②後ろ乗せ自転車 (Rear-mounted Child Bike Seat)
1歳以上〜5歳(70ポンド=32キロ)くらいまで
◯前に設置したものより安定する
△子供の様子が見れない、足を挟む可能性がある
△子供の座席が地面から高いので、自転車が転倒した際に危険
(2)トレーラー (Bike Trailer)
・新品で$80~$600、性能に幅がある
・1人乗り、2人乗りがある、荷物も入る
・1歳〜7歳(1人乗りで75ポンド=34キロ、2人乗りで100ポンド=45キロ)くらいまで使えるものが多い
◯子供の座席が地面と近いので、トレーラーが転倒した場合でも致命的な怪我になる可能性が低い
なによりも、American Academy of Pediatricsという子供の健康や安全を促進する団体によると、"Preferably, children should ride in a bicycle-towed child trailer"前乗りor後ろ乗りよりもトレーラーが望ましいとのことです。
◯トレーラー内にスペースがあるので、子供がおもちゃ等で遊べる
△少し距離があるので親と子供が話せない
△バックしにくい
私の体感ですが、アメリカでは図書館や保育園の駐輪場でトレーラーを牽引した自転車をみますが、子供用座席を設置した自転車はほとんど見たことがありません。
アメリカではトレーラーの方が安全だと浸透しているからかもしれません。(道路なども広いのでコンパクトである必要がないからかもしれませんが)
私が購入したのは、Burleyというブランドの1人乗りトレーラー”solo”という商品です。値段$560!(お財布には痛いですが、子供の安全には変えられません。。) おそらくトレーラーの中でも最も高いと思います。
Burleyの2人乗りトレーラー”Bee”が$299だったので、1人乗りの方が高いのはなんで⁇と思ったのですが、Burleyの中でも性能の違いによって幾つかのタイプがあるようです。
”solo”のスペックがとにかくすごく、この日本語サイトがかなり分かりやすかったです。
☑️Burleyが特許取得の強度を保ち十分にしなる自転車とトレーラーの接続部分
→乗った時に軽い! 少しの段差などもとてもスムーズ!
☑️自転車が倒れてもトレーラー自体は倒れない
→他のメーカーだとトレーラーが転倒してしまうことがあるそうなので、安全を一番優先に考えこれを買いました。
☑️背面の骨組みのアルミフレームが曲げてある一本物で関節がないため高強度
☑️S.I.T.(Spring Integrated Technology)というシステムを搭載した子供のシートベルトは装着世界最速
→これ、子供の着脱が本当にストレスフリーです。
ベビーカー,チャイルドシート,スリング等今まで使用してきた全てのシートベルトでの手こずる感覚が全くないので、感動しました!
☑️トレーラー単体にオプションの車輪をつけると、ベビーカーのように使える。またスキーで牽引できる。
☑️親・子供が喜ぶ細部の作り
→子供の手が届くおもちゃやお菓子を入れるポケット、座席後ろの広い荷物スペース、装着簡単雨よけカバー、日よけ、とにかく使い勝手がいいです。
子供の座席シートを購入するより、また他メーカーのトレーラーよりかなり高額でしたが、購入してから毎日愛着も増してきて、本当に安全性も高く快適で良い買い物をしたなと思っています。
我が子は1歳なので対象年齢でもっとも低いですが、公園などに出向くと、3~4歳の子供たちからはヒーローのように扱ってもらっているので、これから5年ほど長く使えるのはとても楽しみです。