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アメリカでのシェアリングエコノミー2018まとめ


sharing economy

アメリカに引っ越してきてから約3年。

アメリカに移住した当初は、東京と比較して不便に感じることもたくさんありましたが、今となっては反対に、日本に帰国した際に不便だと感じることもあるようになりました。

これは、アメリカでの生活ではシェアリングエコノミーを駆使し、家事・育児などの労働をかなり軽減できているからだと思います。

(シェアリングエコノミーとは、個人や企業がもつサービスやモノ・技術などを、アプリやインターネットを通して、必要とする人へと共有することを言います。)

子供ができてからは、さらにシェアリングエコノミーを利用する機会が増え、今では生活の一部となり、なくてはならないものとなっています。

シェアリングエコノミー発祥の地であるベイエリアでは、ここ数年でシェアリングエコノミーのサービスが多様化し、これまで色々なものを試してみましたので、使い勝手や感想をまとめてみたいと思います。

Uber/ Lyft 【ライドシェア(車)】

内容:個人の車で行うタクシー。

費用:運賃+運転手へのチップ(なしでもいい)

タクシーに比べかなり安いが、他の人とのシェアだとさらに安くなる。

私が言いたいのは、赤ちゃんとの使用について。

子供のチャイルドシートの使用ルールは国や地域で異なりますが、アメリカ カリフォルニア州では、8歳未満/身長が4フィート9インチ未満の児童に使用義務があります。なので、タクシーやUber/Lyftに該当する子供と一緒に乗る際には、チャイルドシートの持参が必要となります。

私は子供と一緒にUber等に乗る際は、チャイルドシートをコネクトできるトラベルシステムというタイプのベビーカーを使用し、そのベビーカーの骨組みを折りたたみトランクに入れ、チャイルドシートを車のシートベルトで固定し、乗車しています。多少乗り降りに時間がかかるものの、これまで嫌な顔をされたことはありません(他の人とのシェア(Uber poolやLyft Shared)でも大丈夫でした)。

私は出産後、病院から家に戻る際も、Uber Black(Uberの中で最もいいレベルの車)で生後3日の赤ちゃんを連れて家に戻りました。値段は3倍ほどしましたが、車もサービス(安全面)もかなり良かったです。

私個人的な意見ですが、運転手の95%程はとても親切丁寧な方なのですが、運転手の評価が★4.8でも喫煙車であったり荒い運転など嫌な思いをしたので、最近は★4.9以上に乗るようにしています(評価が高い方が当たるまで(無料でキャンセル可能な範囲で)★が低い方はキャンセルしています)。

Zipcar 【車のシェア】

内容:車のシェアサービス。

会員になるには運転免許証やクレジットカードが必要で(日本の免許証で会員となり、アメリカで運転することも可能)、申請後、会員カードが郵送で送られてくるが、これが車の鍵となる。

アプリから乗りたい車種と場所、時間を選んで駐車スペースにピックアップに行き、カードをかざして鍵を解除、車を戻す際も指定の駐車場に停めるのみでとても簡単。

費用:車代+会員費

車種によるが、安いもので3時間$50ほどする。近距離の移動だとUber/Lyftの方が安いこともあるが、小旅行などには大活躍だと思います。

Uber Eats 【飲食店のテイクアウト代行】

内容:レストラン・飲食店でのテイクアウト、配達を行ってくれる。配達場所によりますが、最速でも30分以上はかかります。

費用:食事の値段+運転手へのチップ

Instacart 【スーパーでの買い物代行】

内容:届け先の住所を指定すると、買い物をできるスーパーや薬局、リカーショップの一覧が出てきます(だいたい車で20〜30分圏内)。残念なことに、Trader JoesはInstacartを行っていません。アプリから欲しい商品を選び、最短1時間後に配送可能です。商品の価格は一部実際のスーパーの値段と異なるそうですが、セールなどもありお得に買えるものもたくさんあります。

費用:商品の値段+運転手へのチップ+Instacartの会員費

会員費は月額/年額のプランがありますが、1年間回数無制限で最速のお届けが使用できるもので年額$100ほどです。週1度の頻度で頼んだとすると、1回のコストは約$2なので、1回に2時間ほどかかる買い物をアプリで10分ほどで完了し、重い荷物を家まで持ってきてもらえるのは(アパートで2階以上だとなおさら)大変助かっています。

Urbansitter 【ベビーシッターシェア】

内容:ベビーシッターさんが登録されており、プロフィールには希望時給や新生児や夜間対応ができるか、持っている資格などが記載されており自己紹介ビデオを表示できる。指名したいシッターさんに、場所・子供の詳細・仕事内容・希望時間などを申請し、シッターさんが承諾すると、仕事成立となる。シッター代はそれぞれがアプリで登録しているクレジットカードで行うので、多くの場合直接の金銭のやりとりはなし(たまに現金希望の方もいる)。

費用:使用した分のベビーシッター代+月会費$20

シッターさんの時給は人それぞれで幅がありますが、最安で$14ほどからあり、最安の方でもいい仕事をしてくれるシッターさんはたくさんいます。

Airbnb 【家・スペースシェア】

内容:家に宿泊できる。宿泊場所は、家一軒の貸切や、寝室は専用だがキッチンやお風呂はシェアなど、様々なタイプがある。宿泊期間も1日から月単位まで様々である。

費用:宿泊代

ホテルに比べるとかなり安価ですし、ホテルなどの元来の宿泊施設では体験できないプール付きの一軒家を借りること等もできる。

craigslist 【もの、家、技術などシェア】

内容:もの・車の売買、家の賃貸、楽器・言語の先生等のスキルの売買などを売りたい人が買いたい人を募る掲示板。

費用:個々のケースによる。

家探しでこのサイトを使用したが、詐欺の内容も含まれていたので、注意が必要だと思います。

Spot Daycare 【保育園・幼稚園シェア】

内容:空きがある保育園・幼稚園に日単位、月単位で入れる。土日もやっているところがあるようです。

費用:子供の年齢によりますが、Infant$80~/日, Toddler$60/日

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