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育児の大変さ アメリカでママたちに聞いてみた

  • Writer: Admin
    Admin
  • Apr 4, 2019
  • 3 min read

america

私は初めての子どもをアメリカで授かり、アメリカで出産、その後何回か一時的に日本に帰りながら、主にはアメリカで育児をしてきました。

私の体験からいうと、アメリカにいても日本にいても、親が遠くに在住している場合は育児は同じぐらい大変だと思うのですが、私は日本へ帰ると家族からサポートを得られるので、大幅に楽になると実感しています。やっぱり人手があると本当に助かります...自分がトイレに行く、ご飯をたべる、ちょっと赤ちゃんから離れる際に、誰かがいるだけでギャン泣きとならずに済んだりしますよね。私は日本に一時帰国する度、実家に子供を預けて、夫婦2人で温泉旅行に行っています。時間に追われていない夫婦の時間はこの時だけかもしれません。

過去の投稿にも書きましたが、私たち家族はアメリカでの育児にはかなり苦戦していたので、ずっと『なぜ他のアメリカ在住の日本人家族はうまく回っているのだろう???』と考えておりました。少しでも生活をうまく回らせる知恵があるなら我が家でも実践したいという思いでした。

それから、子どもが生まれて1年以上、お子さん(0~5歳くらい)がいらっしゃる家庭に聞いて回りましたが、おそらく、どの家庭も体力的にも気力的にも(経済的にも)ギリギリで子育てを行っていることがわかってきました。

みなさんに伺った話

【専業主婦の場合】

◻︎アメリカに越してきてから、プレスクールが見つかるまで24時間育児で切羽詰まってしまい、体力・気力ともに限界で、家出をした(2時間)。(アメリカだと行くあてもないことも辛いところ。)

◻︎日本から家族にアメリカに来てもらい一時的に助けてもらう。

◻︎兄弟2人をデイケアに入れると、デイケア代は単純に2倍だが(約$3,500, 約40万円)、貯金を切り崩してもいれている。

◻︎自分の体調が万全ではない時はUber Eats/外食に頼る。

◻︎ベビーシッターを多用する。

◻︎とにかく家を出て、公園や博物館などに行って、子供の体力を発散させる。

◻︎0,1歳のday care代はとても高い($2,000くらい、定員も少なくすぐ入れない)ので、2歳までは自分が育児を担当し、2歳を過ぎてからpreschool($1,000くらい)に入れる。

◻︎子供のためにこんなにエネルギーを使えるのは数年、と割り切る。

◻︎子供をpreschoolにいれているが育児の負担は分散されているが、自分自身が自己肯定感を持って生きるためには、”学ぶ”か”仕事をする”しかないのかもしれない。

【働いている母】

◻︎子供を生後2ヶ月からデイケアに入れ、給料の大半がデイケア代となっている。 ◻︎ベビーシッター代が高いので、友人の子供と同時に預けることで、シッター代を割り勘している。(シッターさんによりますが、2人預ける値段は1人の時の20%増しくらいで済みます。)

◻︎夫婦で育児・家事分担の喧嘩ばかりしてしまう。

◻︎母・父ともに、平日は仕事に育児で大変なので、休日の中で、半日はお互い一人になれる時間をつくる。

自分以外の家庭はなんとなくうまくいっているのだろうと思っていましたが、どんな形の家庭(共働き・専業主婦)も悩みがあり、試行錯誤しながら家族を営んでいると分かりました。

育児の不思議なところは、一人で担当しなくてはならない場合はとてつもなく大変なのに、誰かと複数の目で育児をするだけで大変さが一気になくなったりしますよね。

誰かに私の悩みを聞いてもらったり、他のお母さんの悩みやおもしろいエピソードを聞いたり、一緒に子供と遊んでもらうことが、育児を楽しくしてくれるのだと思います。

アメリカにいると母国にいる時よりは難しいかもしれませんが、自分のためにも・子供もためにも、絶対に育児は複数で行うべきですね!

(私はまだ越してから浅く、友達が少ないので、切実にママ友を増やしたいです...'_`)

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