夫は物理のポスドク1年目。
ちなみにポスドクとは、ポストドクターの略で、博士/ドクター取得後に、教授や助教などのアカデミアの研究ポジション、または企業の研究職などに着くまでの、研究の修行期間のようなものらしいです。
私から見て、
夫がPh.D(修士+博士課程)の時は、時間的拘束は比較的少なかったけれども(夫は実験ではなかったので、学校に行かなくてもよく、よくカフェで研究をしてました)、ティーチングを担当した学期だけは、学部生のテストの答案を作成したり、採点をしたり、徹夜をしても仕事が終わらないような日々もありました。
そして、ポスドクになり、雑務や事務作業などが全くなくなり、研究室にいる間の100%の時間を研究に当てることができるようになったようです。
アメリカの大学の先生は、研究以外のことが果てしなく忙しいらしいので(授業、学生への指導、研究費の取得など)、このポスドクの数年は、研究者としては研究だけに打ち込める貴重な時間なのだと思います。(給料が安い、その後の雇用が決まってないので不安、研究に対するプレッシャーなど、大変な環境だとは思いますが....)
仕事面では、夫は他の職業と比較しても、かなり自由が利くので、まだday care・preschool(保育園・幼稚園)には入っていない我が子の育児を、平日・休日ともに私と夫で分担していますが、大いに助かっています。
これまで、何回も話し合っては育児分担を変更し、シッターさんの割合を調整してきましたが(本当に数え切れないパターンをトライした気がします)、ようやく、最近うまくいくスタイルを見つけました。
(子どもの成長が著しいので、うまくいくスタイルを見つけても長続きはしませんが(成長に合わせてコロコロ変わっています)、1歳2~4ヶ月の我が子との相性は良いようです。)
夫のスケジュール
⬜︎平日(月〜木)
朝一番に出勤 ※朝いかに早く開始するかがミソだそう!
仕事
週2回 17:00から公園で遊ぶ→18:30 帰宅・子どもとお風呂
週2回 19:00 帰宅
19:00~20:00 子どもにご飯をあげ、夫も同時にご飯、子どもの歯磨き
20:00 子どもの寝かしつけ(私がやることも)
20:30 自分時間
⬜︎金曜
朝一番に出勤
仕事
18:00 家族3人で外食→夜ドライブ ※私は金曜になると火(コンロ)を使う元気がないので、食事をつくりません。そして夜ドライブは私のぼーっとする至福の時です。
20:30 帰宅 子どもとお風呂、子どもの歯磨き
21:00 子どもの寝かしつけ(私がやることも)
金曜の夜か土曜の朝に、土日の夫と私の育児分担を紙に書く。※これ大事。この一枚の紙があるだけで、けんかが減ります。
⬜︎休日
土:家族で外出(湖、山、博物館など)
日:シッターさん利用、子どもと公園
ラフにはこのようなスケジュールにしていますが、夫の子ども愛が高まると、平日なのにいきなり電話がきて、子どもと公園に行きたいと言って、みてくれることもあります。(私は急にくるこの一人時間を密かに楽しみにしています!)
1日の中でも一番大変な夕方から就寝までは、子どものお風呂・着替え・ご飯(子ども・親)・歯磨き・寝かしつけ、とやること盛りだくさんですが、夫が子どもの夕飯・歯磨きを担当することで、1日に1食はゆっくり食べたいという私の願望を叶えてもらい、1日の溜まったイライラ・小言を帳消しするようにしています...(できる限り)。
そして、定期的にくる(出産してから風邪をひきやすくなってしまった)私の体調不良や、夫が仕事で忙しい時には、シッターさんの割合を大幅に増やして、対応しています。以前は、最小限シッターさんに頼むという方針でしたが、結局家族で共倒れする(3人体調不良)ということも経験したので、(基本的にシッター代も高いので極力抑えたいと思っているので)ちょっと多いかなと思うくらいにシッターさんに頼りながら、なんとか危機をサバイブしています。