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アメリカに来て3年。4年目にやりたいこと。


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私は3年前にアメリカに渡るまで、海外に住んだことなどなく、東京駅で激務の会社員をしていました。アメリカのPhD課程に進学した夫とは遠距離結婚しましたが、一緒に暮らすために会社を辞め渡米しました。

私のアメリカ生活は、”夫の妻"ということ以外、何もなかった状態でスタートしました。

1年目は、

語学学校に行き(それなりにお金を払い)、

大学で研究し(運が良く、私が大学時代に研究していた分野の研究室に所属させてもらった)、

コンピュータサイエンスの修士課程への大学院受験をしました(妊娠→結局行かず)。

心境としては、初めての海外生活に期待や不安などありましたが、全てが新鮮でした。それまで多忙・激務の会社員時代であったため、何かしなければ、という気持ちになり、大学で研究したり、大学院受験に挑戦しました。しかし、プレッシャーやイライラが募り、その全てを唯一の話相手の夫にぶつけていました。今思い返しても、相当ネガティブだったのに、よく夫は飽きずに励まし続けてくれたな、と思います。キラキラのアメリカ生活を想像し憧れて、自分で決めて会社を辞め渡米したのですが、現実はそうではないことを十分に知りました。

2年目に、

妊娠し、

フリーランスのメディアのマーケターとして働き、

ボストン内で引越し、

出産、子育て開始。

心境としては、初めての妊娠でしたが穏やかにマタニティーライフを送っていました。このころになると、日本人のお友達が出来、その友人とはほぼ同時期に出産を迎え、本当に支えになりました。ですが、夫婦2人での子育ては、本当にきつかったです。

3年目は、

もちろん子育てをしながら、

ボストンからカリフォルニア ベイエリアへの引越し、

夫の仕事に付いて、一時的にサンタバーバラに住み、

日本で就活(夫婦別居について考えた(詳しくはこちら)→アメリカ生活を継続)。

心境としては、夫が就職活動で多忙の時期と赤ちゃんの誕生が重なり、赤ちゃんと二人きりで過ごす日々が本当に辛かったです。赤ちゃんがすごく泣く子で、夫婦喧嘩せず終わる日の方が少なく、家が暗い時期が続きました。そんな中、引越しを2回、日本への一時帰国もし、何回も赤ちゃんと一緒に飛行機移動を繰り返し、ヘトヘトでした。今となって、アルバムを見返すと、楽しかった思い出ばかりなのは不思議です...。

そして、4年目。もう数ヶ月経過したのですが、

夫婦別居について考えた後(詳しくはこちら)、改めてアメリカで家族一緒に住むことを決断したことによって、アメリカで過ごせることが貴重な時間であるという思いが強くなり、大切に毎日を過ごすようになりました。私たち夫婦も、1年間のかなりヘビーな親修行を経て、お互い協力しながら(これまでは責め合ってばかりだった)家族経営に取り組んでいます。泣いてばかりだった子供も急成長しており、日々新しい発見や喜びがあり、育児が楽しくなってきました。

そして、運転免許に合格し、生活が激変しました。少し遠いplay dateにも参加できるようになり、アメリカの広い道で山などを見ながら運転するのは、私の息抜きになりました。

今年の目標は、

家族で付き合える友達を見つけること、

あと少しかもしれない子供との濃厚な1年を過ごすこと、

家族旅行にyosemiteなどの大自然に行くこと、

変化が多いこと(引越し, 子供の環境, ポスドク夫の今後など)はエネルギーがいることですが、新しい発見もその分多いので、最大限楽しむこと、

我が子2歳の誕生日を家族で仲良く迎えること。

自分の楽しみを大事にすること(シッターさん等を利用しても行うこと)、

最近は使う場所・単語が限られてきている英語を、もう一度学ぶこと、

です。

今年は家族がメインの年になりそうですが、その中でも自分の楽しみを大切に("Happy Wife, Happy Life" は我が家では正にその通りだと思います)、子供は自分の鏡だと念頭に置いて、私自身も日々成長していきたいと思います。

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