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妊娠11週目の15時間飛行機移動


飛行機

妊娠11週のころ、急遽夫と日本へ帰省することになりました。

事前に両親に伝えると、「安定期(一般的に16週〜26週)でもないのだからやめておきなさい。赤ちゃんに何かあったらどうするの?」という反応...

ネットには、"妊婦が飛行機に乗るのは危険"とか”飛行機と流産の関係性はない”など賛否両論が繰り広げられていますが、

放射線や気圧による胎児への影響はほぼないとわかっているのだから、エコノミー症候群に気をつけたり、水を頻繁に飲んで喉に風邪などの菌をもらわないようにしたりすれば問題ないと思っていました。

(航空会社によると、妊娠初期の飛行機の利用に制限はありませんが、出産予定日の28日以内の利用には医師の診断書が必要等、妊娠後期の利用には制限があるそうです。)

念の為、帰国前に病院へ向かい妊婦検診をしてもらい、飛行機で日本に帰省しても大丈夫か聞いてみると、「今のあなたと赤ちゃんの体調だと、何の問題もないよ。アメリカ人は出産1ヶ月前でもサンフランシスコとボストンを出張する人もいるくらい、妊婦でも頻繁に飛行機を利用するよ。」と、パワフルな答えが返ってきました。

帰国の日、ボストンからトロントで乗り継いで羽田までの15時間ほどのフライトでは(ボストンートロント1時間40分 / トロントー羽田12時間50分)、通路側の席を取り、寝てる時以外はむくみ対策に1時間に1回はトイレに行ったりストレッチをしたり、お水もCAさんにたくさんもらい、まぁまぁ快適に過ごせました。

しかし、日本に着いたその晩、37.5°Cほどの微熱でしたが発熱してしまいました。少し心配にはなりましたが、2日間ほど何もせず(薬は飲まず)寝続けたところ、無事に回復しました。(赤ちゃんも何も問題なく。)

原因としてはすぐに思い当たり、トロント羽田間の機内でわりと近くの人が、13時間もの間切れ目なく喘息かと思うくらいの激しい咳をずっとしていたので、もらってしまったのかと思います。(その他にも妊娠中は免疫が弱い、疲れやすくなる等理由はあると思いますが。)

結局、妊婦の飛行機利用はそのこと自体が問題ではなく、機内の乾燥した閉鎖空間で菌をもらわないよう対策したり、疲れにくいように荷物を軽くする等、注意しないといけないなと身をもって実感しました。

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