私と夫は大学の同級生なのですが、4年生大学を卒業後、私は就職し、彼は大学院(修士課程)に進学する予定で、元々留学に興味があった彼は日本と海外の大学を受験しました。結果、彼はアメリカのPhD(日本でいう修士+博士課程)に合格しそちらの大学に進学することになり、日本とアメリカの遠距離がスタートしました。
一般的に、分野にもよりますが理系では...
日本では、修士課程2年、博士課程3年
アメリカでは、PhD課程(日本でいう修士+博士課程)5~7年
卒業までにかかると言われています。
そして彼がPhD1年生の時に私たちは結婚したのですが、もし彼が日本の大学で修士課程に進学していたら、数年は結婚を考えられなかったと思います。
私は夫がPhD生になるまで、『PhDって何?』『アメリカのPhDと日本の修士は、どちらも学生で一緒でしょ?』と思っていました。
しかし実際には、PhD生は学問を学び研究するという学生の一面と、お給料を貰い自立して生活するという社会人の面を兼ね備えているため、日本の修士の学生とはまったく異なることに驚きました。
日本で修士1年生の学生が結婚できるかというと、学費や生活費を親や奨学金に頼り(またはアルバイト等で)賄わなくてはならず、経済的に100%自立するのは難しいため、結婚することなど頭になかったと思います。
一方、アメリカのPhD生は学問を学びながら研究に従事し、ティーチングアシスタント(授業の補助や採点等)等の労働をする対価として、指導教官より学費・生活費・保険料等を支払ってもらいます。つまりPhD生は学費もかからず、さらにお給料が貰えるのです! お給料を貰い生活するということは、PhD生は経済的に完全に自立した社会人と同じなのです。
もちろん、結婚するのにお金だけが必要な訳ではないと思いますが、お互いが結婚したい意思があり経済的にも自立できていたからこそ、すんなり?(親の承諾とか...)結婚に至ったのだと思っています。