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PhD夫の生活スタイルと私

私の夫はアメリカボストンでPhD生(理論物理)をしており、私は夫がPhD2年生の時に渡米し一緒に暮らしております。

PhD夫の暮らしは、元会社員の私からすると(朝から晩まで会社&月の半分以上出張など拘束時間が長かった)、自由が多すぎて驚く点ばかりです。

夫の学期中は、時間的拘束が本当に少ないです(例えば1日に授業1コマ90分だけ等)!! そのため自由に研究を進めたり、多くの研究者が集まっているボストンという土地柄、興味がある分野の憧れの教授やポスドクの人に会い議論をするなど、楽しそうに研究しています。

なお、授業をとっている学期は宿題、またティーチングをした学期は学生の採点や答案作成等に時間を費やすことはあるそうですが...。 さらに4ヶ月もある夏休みは、基本的には丸々自由なので、研究を進めたり、世界各地で行われるサマースクールや学会に参加したり(時に延泊してその地を観光したり)、日本に帰国したりしています。

 

学期中と夏休みの大まかなPhD生活(夫は理論物理なので実験の方などとはスタイルが全く違うと思います)は.....

学期中(Fall Semester 9〜12月/Spring Semester 1〜4月):

●研究(一番時間を費やして楽しそうに行っています)

●授業(1学期に0~2つ受講、宿題の量がとても多く大変そうです)

●ティーチング(毎学期ではないですが、した場合は生徒がやった宿題の採点や宿題の答案作成など)

●研究室のミーティングやセミナー等

夏休み(5〜8月):

●研究

●サマースクール、学会(数日のものから15日程度のものまで、毎夏いくつか参加しているみたいです)

 

夫がこのような生活で7時頃には家に帰ってくるので、平日は朝&晩ご飯を一緒に食べれますし(たまにある特に忙しい時期を除いて)、平日でも授業等の予定が全くない日には、一緒にカフェに行って夫は研究をしていることもあります(ボストンにはたくさんのお気に入りのカフェがあります)。

また、私が渡米する前は、しばらく結婚後も遠距離を続けていましたが、年に3,4回日本に帰国してくれていました。そしてアメリカで一緒に暮らしてからは、1ヶ月ほどの長期での日本帰省を年に2回ほど楽しんでいます。

一般的にアメリカではPhDの卒業までに約6年かかると言われているので、私たちは結婚してからもいつ一緒に住めるか、卒業までの長い時間を遠距離で乗り切るのか、悩みましたが、一緒に過ごすことを選んで、今は異国の地の生活を想像よりも不自由もなく楽しく過ごせています。

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