アメリカで出産する場合、出産直後から赤ちゃんを診てくれる小児科医を事前に決めておく必要があります。(お母さんは産婦人科OB/GYN、赤ちゃんは小児科Pediatricsと完全に分かれています。)
小児科医の選択は、自分の重要視する内容(保険でカバーされる病院なのか、自宅から近い病院か、等)に合う医師を選択すればいいのですが、その医師が新規の患者を受け入れているか等を確認する必要があります。私は妊娠9ヶ月頃に、候補の医師と直接話ができる質問会に参加し、その上で小児科医を決定しました(もし実際にかかってみて医師を変更したいと思った場合は、何回でもできるそうなので、あまり深く検討しませんでした)。
アメリカでの出産における入院期間は、通常の保険でカバーとなるのが、経膣分娩では48時間、帝王切開では96時間ととても短く、さらに退院の翌日か翌々日には、赤ちゃんを小児科へ連れて行くというハードなスケジュールです。
実際に私が入院した病院(Mount Auburn Hospital @Cambridge)では、退院後にどの小児科にかかるか、ナースさんに聞かれました。そして、赤ちゃん誕生後に自分が選択した小児科へ電話連絡し、退院後すぐの健診の予約をとりました。退院時には、小児科での初めての受診の際に医師に渡す赤ちゃんの健康やワクチンなどの医療処置に関する情報が記載された文書を受け取りました。しかし、退院2日後に小児科出向くと、医師が既に同じ内容を出産した病院から直接受け取っていて、紙での提出は必要ありませんでした。